2009年7月30日

滑走路の命名法

航空交通管制上、滑走路は滑走路番号と呼ばれる磁北からの方位角(時計回り、度単位)を 1/10 した数値で識別される。

磁北(360)を向く滑走路は「滑走路36 (runway three six) 」である。その逆向きの滑走路は磁方位で180°であり「滑走路

18 (runway one eight) 」となる。それぞれの滑走路の番号は滑走路の端に表示されている(上記の例の滑走路では、南端

に「36」、北端に「18」と表記されている)。

このように、一本の滑走路には方位に基づく2つの番号が割り当てられており、一本の滑走路の命名は2つの磁方位を組み合

わせて表される。上記の「滑走路36」と「滑走路18」の例では、「18/36」 などと表記される。

後述のように滑走路が並行する場合の命名は、滑走路番号のあとにL(左)・C(中央)・R(右)を付すことで行われる。たとえば

、磁方位360°を向いた滑走路が3本平行に並んでいる場合、北向きに滑走路に正対して左側より「滑走路36L (three six

left) 」、「滑走路36C (three six center) 」、「滑走路36R (three six right) 」となる。並行滑走路が2本しかない場

合はC(中央)を使用せず、L(左)とR(右)のみを使う。したがって、南北に2本の滑走路が並行している場合(18/36の場合)、西

側の滑走路を「18R/36L」、東側の滑走路を「18L/36R」と呼ぶ。

滑走路が4本並行する場合は、2本の滑走路番号を10度ずらして表記する。例えば、磁方位360°をむいた滑走路が4本平行に

並んでいる場合は、それぞれ「01L/19R」「01R/19L」「18L/36R」「18R/36L」と呼ぶ。

また、このような正式な表記法のほかに空港独自に滑走路名が存在する。特にこの独自の命名法にルールはないが、「A滑走

路・B滑走路......」や「第1滑走路・第2滑走路......」などアルファベットや番号を割り当てることが多い。

飛行機の運航に必要な滑走路の長さは、ただ単に「車輪が接地している間に走行する距離」だけでは足りない。必要とされ

る滑走路の長さとは、通常の離陸で滑走を始めた点から浮上して高度35フィート(約10.6m)に達した瞬間の直下の点までで

ある。この地点が滑走路上に収まっていれば、離陸決心速度(V1) に達しない時点で緊急離陸中止しても滑走路内で停止で

きるのである。

この離陸滑走路長にさらに15%の余裕を加えた距離が必要離陸滑走路長である。同様に着陸に使用するには飛行機の着陸滑走

距離の 1.67 倍の距離が必要着陸滑走路長とされている。以上の必要離陸滑走路長と必要着陸滑走路長のうち長い方が、航

空機の安全確保に必要な滑走路の長さである。現実には、その運航の時点での天候・滑走路の状態・滑走路の高度・その飛

行機の総重量などにより、必要滑走路長がその都度変化するのであり、必要滑走路長がその空港の滑走路長を逸脱しないよ

うに、搭載貨物量などを決めることになる。

『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

少し気になる所ですよね。分かって大変すっきりしました。

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